戦う司書と恋する爆弾・感想文・書評?とりあえず、作者がすげー本が(物語が)好きだって事は分った。あとね、webに上げるレビューってのはあらすじ紹介じゃいけないと思うんだよ。読んだ人向けの感想文でもいけないと思うんだよ。でも結論は投げっぱ
これは、良い。
純粋に、良い。
世界を感じる。
空気を感じる。
意志を感じる。
感情を感じる。
人間を感じる。
歴史を感じる。
生命を感じる。
読書を、感じる。
僕はずっと、登場人物が少なければ少ないほど秀逸な物語である、と思っていた。
多人数にいろんなことをさせるより、登場人物一人一人に多くの役割を担わせ、もっと深く絡ませた方が良いものなんだろうと半ば盲目的に根拠無く思っていた。
でもね。
この作品は、全てのキャラが人生を持っている。
特にそういう描写が多いわけでもない。ラノベの平均よりは多少厚いかも知れないが、300ページも無い本で、そこまで描写していたらなにも入らなくなるだろう。
描写が多いと言うことではない。
たった半ページ、あえて言えばたった一文であっても、そこにそのキャラの居場所を作ることが出来る。
凄いことだと思う。
ずっと続いてきたシリーズの一場面と比べてなんら遜色のない存在感がある。
そう、
存在感だ。
ここには確固たる世界がある。
ずっと続いてきたシリーズなんてもんじゃない。
世界の始まりからずっと続いてきた時間がある。
時間の始まりからずっと続いてきた世界がある。
キャラが、ト書きが、セリフが、文体が。
文体までもが、世界に属している。
そしてまた、それぞれが世界を持っている。
全ては一つの世界を構成する要素であり、そしてまた要素それぞれが内に世界を擁している。
たとえ三毛ボンであろうとも、許容しうる世界だ。って読んでないとわかんないがw 読んでなくて分るようにも書けるがあえてしない。
乾燥した主人公の棲む乾燥した世界は、乾燥した文章で描かれるべきだ。
一冊丸々貫き通されている世界に存分に浸ろうではないか?
さあ、読め
読むんだ貴様等
読めったら
悪魔のミカタが好きならこれも好きなんじゃないかなあ
いや、話的にもキャラ的にも文の質も別物だけど。
んでまあ、続編はまだ読んでない。
もうおそらく今巻の主人公は次巻での出番はほぼ無いだろうが、
今回の事件は重大な事件であったが、世界にとってたった一つの事件に過ぎない。
この事件が起こるためにある世界ではない感じ。
最近の他の作品には無い感じ。素晴らしい。
しかしそれは読み終わった後にしか感じない。
読んでるときは事件が物語であり世界。
AllYouNeedIsKillといい、スーパーダッシュ文庫は狙いがシャープで悪くないね。
現代魔法?ああうん、そうだね。はいはいくまくま
んじゃ、タイトルでぐぐって他人のレビューでも読んできま。
僕なんか手放しで褒めまくってるしね。
難癖つけるとしたらエピローグがほんの少し冗長かなあと思えなくもないが、この一文は蛇足だと自分でも思うので見なかったことにしておいてください。